フランチャイズ成功の決め手となる
鰻のこだわりをご紹介。
絶妙な焼き加減で、外側はパリッとした食感で香ばしく、中はふんわり柔らかな焼き「パリふわ鰻」が大人気。高知の海洋深層水を使って開発したタレとの相性がバツグン。 鰻は、その時期最も美味しい鰻をお届けするために厳選された二ホンウナギを使用しております。
「鰻の三谷」では地域のお客様とのつながりを大切にしています。そのため、リピートしていただきやすい価格帯はもちろん、お店作り、接客等も力を入れております。
お客様に安心して食していただくために、安全品質管理にも一切妥協いたしません。ISO9001認証、ISO22000の食品安全管理認証、HACCP品質管理のもと、大変厳しい検査を通った鰻のみを厳選しております。
鰻ビジネスの火付け役として知られる
「鰻の三谷」。
身ひとつで異業界から鰻店を立上げ、
次々に店舗を生み出した過去、
全国でブランド展開をはじめた現在、
今後の展望等についてインタビュー。
2021年、「鰻を通して多くの人を喜ばせたい」という思いから、身ひとつで鰻屋を開業。たったの2年で愛媛・香川・岡山・徳島・広島と7店舗まで拡大した「鰻の三谷」。 結果、昨今盛況とされる鰻ビジネスの火付けとなり、0から築き上げられたビジネスモデルは、有名全国チェーンにも導入されることとなったが、その道は決して平坦なものではなかった。 「初めての飲食業で、かつコロナ禍の開業。周囲からは大丈夫かという声もありました。また、カウンターのみでリーズナブルに旨い鰻を食べるといった鰻屋は前例がなかったので、厨房や店内のレイアウトは自分で想像して作成し、工事を発注。その空間に合わせて棚や作業台もすべてDIYで製作。パッケージやロゴの構想等も素人なりにすべて考えました」
スタッフはパートが7、8人。最初は11時半から13時半からの2時間営業で様子を見たが、地域の方々の口コミ等により、数ヶ月で完売に近い盛況ぶりに。約半年後には店先に「本日完売」ののぼりが立った。「それまでの自分の頑張りを思い出し、よくやったな…と。思わず涙が出ました」 また、このとき三谷氏は鰻ビジネスへの参入が間違いなかったことを再確認した。「サービスという面では行き届いていない点も多かったんです。でも、江戸時代から続く鰻という食文化は、幅広い年齢層で需要があると思っていました。お金儲けで一時的に喜ばれるようなビジネス・サービスは遅かれ早かれすたれるけれど、本当に人に喜ばれるものは長い年月が経っても残る。それは美容業界でも同じでしたから」
20年弱、エステ業界で多店舗を運営していた三谷氏。その経験は鰻屋ビジネスでも生かされている。「人がいて初めてビジネスになるという点は同じなので、働きやすく、チームワークができる環境づくりを何より大切にしています。業務がスムーズに流れ、スタッフが楽しくしていれば、自ずとお客様に喜んでもらえると感じています」 いかにしてスタッフのポテンシャルを引き出すかも重要視する。「常に自分の一挙一動に気を付けています。小さくてもプラスにつながる言葉を積み重ね、コミュニケーションをとる。人はやらない理由を探し、ラクなほうへと流れるものですが、その流れを『あの人と一緒ならやろう!』という気持ちに転換させるということです」
開業から約半年、前代未聞の鰻ビジネスのうわさが広まり、テレビ等で取り上げられるようになった「鰻の三谷」。ニュービジネスを探す経営者たちの来店が相次ぎ、実際、その場にいた経営者により全国で鰻屋が次々と出店されることに。 「『鰻の三谷』としてフランチャイズをはじめようと思った理由は、今あるチェーンの鰻屋の状況を見て、もっと自分なら楽しくできると思ったからです。私は金儲けに長けた経営者ではありませんし、すべてにおいてパーフェクトだとも思っていませんが、人に喜んでもらえることを追求するという点では、やっていけるという自信がある。だから、私のように感じる人がいたら、喜んで応援したいんです」 「鰻の三谷」のFCオーナーに向く人について、三谷氏はこう語る。「同じ鰻ビジネスでもやり方は人によっていろいろ。正しい、間違っているという話ではありません。ただ『鰻の三谷』は単にお金儲けをしたい人には向きません。人に喜んでほしいという思いを持ち、人の意見を素直に吸収できる方を応援したいと思っています」
「鰻の三谷」のフランチャイズは始まったばかり。環境づくり、鰻の味の開発等、すべてが発展途中。今後も変化を恐れることなく、ベストを模索しながら挑戦を続けたいという。 また、三谷氏にはひとつだけ、どんなに年月が経っても揺るがないであろう志がある。「偽善的に聞こえるかもしれないのですが、ビジネスを通してよりよい社会にしたいという思いがあります。当店がオープン当初から『子ども食堂』をしているのは、子どもたちが大人になったとき、その記憶によって地域へ帰り、地域の人のために役立つことをしてもらえたらという思いから。私はビジネスを通して、ご縁のある加盟者さん、業者さん、お客さん、スタッフと、あらゆる人と関わり合いを持ちながら、自分も成長しつつ、社会をよくしたいと思っています」